(公財)日本ピアノ教育連盟東北支部主催 ブルーノ・リグット氏による「演奏とお話の会」を終えて
日本列島梅雨の時期を迎え、各地に豪雨による被害を耳にして心痛めておりました。
仙台は6月19日に仙台国際音楽コンクールピアノ部門セミファイナルが終了し、審査の結果日本人2名を含むファイナリスト6名が出揃いました。
この仙台国際音楽コンクールピアノ部門の審査委員としてフランスからお見えになっているブルーノ・リグット(Bruno RIGUTTO)氏を(公財)
日本ピアノ教育連盟東北支部にお迎え致しまして6月21日(火)常盤木学園シュトラウスホールにて「演奏とお話の会」を開催致しました。
リグット先生はプログラム1曲1曲の解説と細やかな音の響きのお話を様々なエピソードを交えてお話し下さいました。シューマンの子どもの情景については、それぞれの場面の解説も含めて素晴らしい演奏をお聴かせ下さいました。ラヴェルとショパンのお話も興味深く、最後にご自分の作曲されたマンドリンをイメージされた曲を弾いて下さいましたが、その情景が何とも言えず、感動に涙してしまいました。又ピアニストはそれぞれの会場で出会ったピアノと仲良くするお話もとても楽しく心に残りました。
リグット先生、本当にありがとうございました。そして通訳をしてくださいました藤本優子さんの大変わかりやすい通訳のおかげで、この会が大変素晴らしいものとなりました事、重ねて御礼申し上げます。
当日は会場に沢山の皆様にお出で頂きまして東北支部運営委員一同感謝申し上げます。