(公財)日本ピアノ教育連盟 東北支部主催
「会員・門下生による合同発表会」、 「JPTA東北ピアノ・オーディション〜動画でチャレンジ!〜特別賞受賞記念コンサート」が開催されました!
3月14日(日)常盤木学園シュトラウスホールにおいて、
(公財)日本ピアノ教育連盟 東北支部主催「会員・門下生による合同発表会」と、
「JPTA東北ピアノ・オーディション〜動画でチャレンジ!〜特別賞受賞記念コンサート」の
2つのコンサートが開催されました。
昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で、残念ながら中止となってしまいましたが、
今回は入場者の制限や、入場時の検温や消毒、客席の半減、ソーシャルディスタンスをとるなど、
十分に感染防止対策をとりながら、対面で実施することができました。
参加者からは「人前で弾くのは久しぶり」などと話している声も聞こえてきました。
まずは13:00から「会員・門下生による合同発表会」が開催されました。
今年は14名の出演者が懸命に練習の成果を披露しました。
発表会の締めくくりには「招待演奏」として
第32回JPTAピアノ・オーディション全国大会優秀賞を受賞した長南敦也さんをお迎えして、
ラフマニノフの「ピアノ・ソナタ第2番 Op.36(改訂版)」をエネルギッシュに演奏していただきました。
素晴らしい演奏をありがとうございました。
引き続き14:40から、
「JPTA東北ピアノ・オーディション〜動画でチャレンジ!〜特別賞受賞記念コンサート」が
開催されました。
2020年は、新型コロナウイルス感染症の影響で、
(公財)日本ピアノ教育連盟の「JPTAピアノ・オーディション」が、
予選、本選、全国大会ともに中止となってしまいました。
しかし、東北支部では、ピアノ演奏の場や学習の機会を提供すべく、
支部独自の「JPTA東北ピアノ・オーディション〜動画でチャレンジ!〜」を開催しました。
今回のコンサートには、138名のオーディション参加者の中から
見事特別賞を受賞した24名の皆さんのうち、
やむを得ず急遽ご欠席の1名をのぞいた全員がご出演なさいました。
(残念ながらご欠席の方は、手の骨折で出演こそ叶いませんでしたが、
ご家族で聴きにいらしてくださいました。)
出演した皆さんが、一生懸命に取り組んでいることが伝わる、レベルの高い演奏を聴かせてくれました。
感染症対策を十分に実施しながらではありますが、
こうして良いホール、良いピアノで生の音楽を五感で感じながら体験できることのありがたさ、
素晴らしさを改めて実感する機会となりました。
尾形牧子支部長からの挨拶では、24名の特別賞受賞者へ、コロナ禍の中での努力への称賛や、
より良い音楽を追求し続けて欲しい、との激励の言葉がありました。
またピアノを楽しんで演奏して欲しい、との想いも伝えられました。
東北支部会員一同、出演された皆さんの今後の活躍を応援しています!
今回は、演奏終了後、何人かの出演者にインタビューをしました。以下感想等をご覧ください。
【質問】
①.今日の演奏はいかがでしたか?
②.昨年の動画のオーディションを受けた感想は?
◎JⅠ部門 佐藤康太さん
①はじめは少しはずかしかったんだけど、弾き始めたら大したことないな、と思って緊張がなくなって弾くことができた。
②動画だと自分で弾いている音が相手に伝わるかどうか心配だった。特別賞を受賞できて嬉しかった。
◎JⅡ部門 遊佐慶太さん
①少し緊張したけどよく弾けた。
②本当は動画ではないオーディションを受けたかったけど、動画のオーディションを受けられてよかったです。
◎JⅡ部門 工藤怜華さん
①少し緊張したけど、楽しく弾くことができた。
②特別賞に選ばれないと思っていたけど選ばれて嬉しかった。動画はいつもとは違っていたけどうまく弾けた。
◎A部門 高橋陽輔さん
①思いっきり弾けた。
②家の中で動画を撮ったので緊張しなかった。今日の方が気持ちよく弾けた。
ご回答くださった出演者の皆さん、どうもありがとうございました。
「会員・門下生による合同発表会」と、
「JPTA東北ピアノ・オーディション〜動画でチャレンジ!〜特別賞受賞記念コンサート」の2つのコンサートに
ご出演いただいた皆さま、並びに保護者の方などご来場下さいました皆さま、
ご協力を賜りましてどうもありがとうございました。
また感染拡大防止にも快くご協力をいただきました皆さまに、心より感謝申し上げます。
どうもありがとうございました。