New JPTA 日本ピアノ教育連盟 東北支部主催
堀江 真理子先生による「予選課題曲をめぐっての公開講座」が開催されました
今年も日本ピアノ教育連盟東北支部では、11月に行われます「第36回 JPTAピアノ・オーディション」にむけて「予選課題曲をめぐっての公開講座」を銀座山野楽器仙台店8階イベントスペースで開催いたしました。
尾形支部長のご挨拶 |
今年は、堀江 真理子先生をお迎えして、午前10時から1時はC部門・D部門、引き続き午後6時まではJⅠ部門・JⅠI部門・A部門・B部門と、1日かけての充実した講座となりました。
堀江先生は、 《ハーモニー感》を持って弾くことの大切さを一番強調されていました。また、楽譜に書かれた言葉や記号の「本来の意味」について一つ一つ丁寧に、音楽以外のものに例えて解説してくださり(例えば dolceは4Bの鉛筆で柔らかなラインを描くイメージでなど)なるほど!と皆さん熱心にメモを取られていました。
堀江 真理子先生 |
ダンスのステップを踏みながらスタッカートの解説
また、堀江先生はペダル・テクニックについて多くの著書や教材を出版されていますが、ハーフペダルの効果的な使い方やダンパーを見ながら練習する方法など、大変興味深いお話でした。
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堀江先生著の「ピアノ・ペダルテクニック」と「ペダルの練習帳」 |
8時間という長丁場でしたが、 先生の分かりやすい解説とユーモア溢れる語り口、そして美しいピアノの音色とで、 あっという間に時間が過ぎました。堀江先生、 前日の公開レッスンに引き続き、本当にありがとうございました。
公開講座に足を運んでくださった先生方、会員の皆様、ご来場いただきありがとうございました。 オーディションに参加予定の皆さん、 11月のオーディションまで二ヶ月を切りましたが、 今回の講座を参考に、更に音楽の表現を深められますよう期待しております。