Japan Piano Teachers Association
公益財団法人 日本ピアノ教育連盟 東北支部
6月22日(水)、仙台国際音楽コンクールピアノ部門審査副委員長 海老彰子先生による《演奏とお話の会》が開催されました!
海老先生は、そんな連日の審査でお忙しいスケジュールの中、日本ピアノ教育連盟東北支部のためにお時間を作ってくださいました。
前半はラヴェルの演奏。「音作り」のタイトルに相応しい多彩な音色で会場が包まれました。
後半は東北支部会員の四家先生の進行で、音楽科の高校生や大学生等に事前に質問をお聞きし、それにお答えいただく形でお話を伺いました。
演奏中の身体の使い方、脱力や肩甲骨を意識することの大切さ。新しい曲に取り組むとき、先ず音のイメージを持って音作りをすること。《核》のある弱音について。初めての楽器(ピアノ)で演奏するときの心得や、間違うことを恐れずに演奏することの大切さ・・などなど。
会場の常盤木学園シュトラウスホールには、会員の先生方や一般のお客様以外に、小学生から大学生まで多くのピアノを学んでいる皆さんの参加もあり、160名あまりのお客様にご来場いただきました。平日夕方の開催でしたが、たくさんの皆様のご来場、常任運営委員一同心より感謝申し上げます。
最後に今年度の新しい常任運営委員の先生方と記念写真を撮りました。海老先生、コンクール期間中のハードスケジュールの中、素晴らしい演奏と貴重なお話をありがとうございました!
海老先生が、お話の中でご紹介下さった本の名前を、こちらにお知らせします。
トバイアス・マテイ
「音楽の解釈―その法則と原理及び教育と演奏におけるその適用」(山上雅庸訳)
「ピアノ演奏の根本原理」(大久保鎭一訳)
※マテイの2冊は現在絶版のようです。
ジョセフ・レヴィーン
「ピアノ演奏の基礎」(中村菊子訳)
当日のプログラム |
限られた時間の中で、会場からのご質問をお受けできなかったこと、マイクの調節の関係で聴きづらいところがありましたことを、この場をおかりしてお詫び申し上げます。
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