New JPTA 日本ピアノ教育連盟 東北支部主催
川村文雄先生による「予選課題曲をめぐっての公開講座」が開催されました
今年も日本ピアノ教育連盟東北支部では、 11月に行われます「第35回 JPTAピアノ・ オーディション」にむけて「予選課題曲をめぐっての公開講座」 をカワイ仙台 ミュージックサロン ヴェルデで開催いたしました。
今回は、3年ぶりに川村文雄先生をお迎えして、午前10時からのC・D部門に始まり、午後のJⅠ
川村先生には、課題曲の作曲家やその時代背景についてもお話しいただき、一つ一つの作品の理解がより深まりました。ベートーヴェンは室内楽に置き換えて声部を弾き分けること、弦楽器の”弓の弾力”をイメージすることなど、課題曲以外の様々な曲の演奏を例に分かり易く解説してくださいました。
また、書かれた音符をただランダムに並べるのではなく、ハーモニーを考えて音を「歌いつなぐ」ことの大切さ、上腕を上手く使い無理なく音を響かせる方法、アーティキュレーション記号の真の意味の読み取り方などなど・・聴講している方々も熱心にメモを取られていました。
7時間という長丁場でしたが、 先生の優しい語り口と、美しい繊細なピアノの音色とで、 あっという間に時間が過ぎました。川村先生、 前日の公開レッスンに引き続き本当にありがとうございました。
また、この公開講座に足を運んでくださった沢山の皆様、 台風の迫る中ご来場いただきありがとうございました。 オーディションに参加予定の皆さん、 11月のオーディションまで二ヶ月を切りましたが、 今回の講座を参考に、更に音楽の表現を深められますよう期待しております。
0 件のコメント:
コメントを投稿